- 教員を辞めたい
- 違う業種に転職したい
- でも具体的に何をすればいいか分からない
1つでも当てはまる方は、この記事から得られるものがあると思います。
わたし自身、教員→エンジニアへの転職を成功させました。
ただ、転職活動を始めたときは分からないことだらけで、ものすごく苦労した記憶があります。
転職の全体像をお伝えすることで、転職を考える20代の方にもっと楽に転職の道を歩んでほしい。
こんな思いでこの記事にまとめました。
本記事は、「転職が頭によぎった瞬間~新しい会社に入社するまで」対応しています
この記事を通して、あなたの転職活動を徹底的にサポートさせて頂けたらと思います!
早速ですが、全体像を図解しました。ざっくりと全体の流れを意識しながら読み進めてみてください。
この記事では、転職に必要なことを細かく解説しています。
文字数が1万文字以上あるので、ブックマークして見返せるようにしておくのがおすすめです!
教師を辞めたいと思う理由
「教員辞めたい…」
このように思う理由は、色々あると思います。
- 長時間労働による疲弊
- 残業代など給与待遇への不満
- 人間関係の問題
- 評価制度がないに等しい
- 将来性やスキルの不安
今のあなたにも、当てはまるものが1つや2つあったのではないでしょうか?
ここで、転職活動に入る前に確認してほしいことが1つあります。
自分の辞めたい理由を書き出し、「慣れで解決できること」と「慣れで解決できないこと」に分けてみてください。
- 慣れで解決できること(例)
- 授業がうまくできない
嫌いな同僚がいる
生徒指導がうまくできない - 慣れで解決できないこと(例)
- 将来性を見いだせない
教師以外の仕事をしたい
精神的にしんどい
少し時間をとりますね。適当な紙でも良いので、まず思いつくだけ書き出してみましょう。
・・・書けましたか?
分類しただけで頭の中のモヤモヤがスッキリしたのではないでしょうか?
当たり前のことですが、以下のことを頭に入れておきましょう。
慣れで解決できる
=教員を続けてれば解消される可能性あり
慣れで解決できない
=このまま続けてても解消されない
そして、一度以下のことを考えてみましょう。
「なぜ転職したいと思ったのか」
「本当に転職という選択をしていいのか」
ここをある程度はっきりさせておくだけで、なんとなく転職活動を始める→失敗する というリスクを大幅に減らすことができます。
まずは紙を用意して、実際に手を動かしてみましょう!
お疲れ様でした。ここまで出来たら、次のステップに進んで行きましょう!
まだモヤモヤする...
「まだモヤモヤする...」そんな方は、実際に転職活動を始めてしまいましょう。転職活動をする中で明確な理由が見つかるかもしれません。また、転職活動をしても、転職するかしないかは自由に決められるので、行動が無駄になることはありません。先ずは行動。この先も読み進めてみてください。
関連記事:教員1年目で転職しようか悩んでいる方はこれを読もう
転職の流れ(転職を考えた時~入社まで)
ここからは、転職を考えだしてから、企業に入社するまで、やるべきことを具体的に解説していきます!
忙しい教員の方でも、確実に、後悔のない転職をする
そのための転職活動全体像をご紹介します。
学期末(3学期)に退職をし、4月入社を想定した約6ヶ月のスケジュールになっています。
余裕をもっての6ヶ月です。時間が限られている方は、各期間を短く見積もってください。
やるべきことをもう少し細かく見ていきましょう。
- 転職理由の深堀
- 自己分析で転職の軸
- 転職エージェントに登録
- 職務経歴書・履歴書の作成
- 求人を探して応募(書類選考)
- 面接
- 内定
「やることめちゃくちゃ多いじゃないか...」と思った方、安心してください。
転職エージェントを活用すれば、③~⑦までは全てサポートしてくれます。
おすすめの転職エージェントも後でお伝えします!
実際わたしも、月50~80時間残業の中で転職活動を進めることができました。
ここからは、具体的に「やること・やるべきこと」を順番にお伝えしていきます。
1. 転職をしたいと思う理由を深堀
「教師を辞めたいと思う理由」でもお伝えしましたが、転職活動を始める前に、理由を明確にしましょう。
「なぜ転職したいのか」
「本当に転職という選択をしていいのか」
上記2点をしっかりと自分の中で整理しておいてください。
辞めたいと思う理由を見つめなおすことが、今後の転職活動のやりやすさを左右するからです。
具体的なアクション
- 転職したい理由を紙に書きだす
- 書き出した理由を「慣れで解決できるorできない」に分ける
- なぜ転職したいのか、本当に転職をしていいのかを考える
2. 自己分析をする
自己分析かぁ。苦手なんだよなぁ。
ここで言う自己分析は、何時間も時間をかけるものではないので安心してください!
もちろん、時間に余裕のある方は深く自己分析をすることをおすすめしますが...
実際、「自分の時間をあまりとれない」という方も多いでしょう。
そんな方は、転職活動の軸だけでも決めましょう。
簡単に言うと、「ここだけは譲れない」というものをあらかじめ決めておくのです。
例えば、
- ワークライフバランス
- 裁量の大きい仕事
- 給料アップ
- 在宅勤務のある仕事
- スキルアップのできる仕事
などです。
考え方のコツとしては、先ほど考えた「辞めたい理由」を解消するにはどうしたらいいか?という視点を持つことです。
例えば、 「ワークライフバランスを大事にしたい」であれば「残業月10~20時間以内、副業OK」といった感じです。
この考え方は面接でも活用できるので、ぜひ覚えておいてください。
転職の軸は、転職活動においてもっとも重要になるものです。ブレブレにならないよう、軸は1つ。多くても2つだと考えておきましょう。
具体的なアクション
- 転職活動の軸を決める
(辞めたい理由を解消する方法を考えよう!)
3. 転職エージェントに登録する
ここでやっと、転職エージェントに登録します。
おすすめの転職エージェントは以下の3社です。
おすすめの転職エージェント3選
- リクルートエージェント(求人数No.1)
- doda(エージェントと転職サイトがそろっている)
- マイナビエージェント(第二新卒に強い)
おすすめの方法としては、1~2社登録をし、実際に面談をしてみることです。
転職エージェントの登録は5分もあればできます。
夜8時からでも対応してくれるところがほとんどです。電話やZoomなどを使って面談をするので、忙しい教員の方でも安心です。
面談の時には、先ほど考えた「辞めたい理由」と「転職の軸」をキャリアアドバイザーに伝えましょう。
あなたの転職で達成したい目的に見合った求人を今後紹介してくれます。
具体的なアクション
- 1~2つの転職エージェントに登録し面談を申し込む
言い忘れていましたが、転職エージェントの利用や転職活動にはお金は全くかかりません。
>> リクルートエージェントに登録する
>> dodaに登録する
>> マイナビエージェントに登録する
転職エージェントの仕組みや詳しい情報は「教員におすすめの転職エージェント3選」にまとめています。
教員におすすめの転職エージェント3選│登録はこれだけでOK
続きを見る
4. 職務経歴書・履歴書の作成
転職エージェントに登録したら、エージェントの指示に従うだけでOKです。
ですが、教員の転職に最初に立ちはだかる壁があります。
職務経歴書と履歴書です。
- 転職理由の深堀
- 自己分析で転職の軸
- 転職エージェントに登録
- 職務経歴書・履歴書の作成(←イマココ)
- 求人を探して応募
- 面接
- 内定
職務経歴書と履歴書の違い
まずは 職務経歴書と履歴書の違いを説明します。
そもそも、「職務経歴書ってなに?」という方も多いのではないでしょうか。
わたしは転職活動を始めるまで、聞いたこともありませんでした。
職務経歴書と履歴書 には以下のような違いがあります。
職務経歴書 | これまでの業務経験と今後の業務で活かせるスキルを確認するためのもの |
履歴書 | 応募者のプロフィール確認のためのもの |
重要なのは、書類選考で使用される「職務経歴書」です。
職務経歴書の書き方
職務経歴書は、先ほど紹介した転職サイトにてダウンロードできます。(以下サンプル)
基本的な構成は、以下のようになっています。
- 職務要約
- 職務経歴
- 保有資格
- 自己PR(アピールポイント)
これらの書き方や考え方は、ボリュームが多くなってしまうので、下記の記事を参考にしてください。
私が実際に使ったものを用いて、例文付きで解説しています。
履歴書の書き方
職務経歴書の方が大事とは言ったものの、履歴書も大切です。
こちらは、見たことがあるかと思います。(下記サンプル)
履歴書で最も悩むのは、志望動機や自己PRでしょう。
職務経歴書と同様、書き方や考え方など、別記事に詳細にまとめています。それぞれ例文付きでまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
実際、志望動機は企業が決まってから考えれば大丈夫です。(というか決まってからでないと書けません)
ここでは、大枠を作成するイメージを持っていればOK。
転職エージェントが見てくれるので、まずは60%ぐらいの完成度で十分ですよ。
具体的なアクション
- 職務経歴書を作成する
- 履歴書を作成する(志望動機などは後でOK)
5. 求人を探す(行きたい企業を考える)
次は求人探しです。
- 転職理由の深堀
- 自己分析で転職の軸
- 転職エージェントに登録
- 職務経歴書・履歴書の作成
- 求人を探して応募(←イマココ)
- 面接
- 内定
求人から企業を探す方法は大きく2つ。
- 転職サイトを使って自分で探す
- エージェントからおすすめされた求人から探す
それぞれ見ていきましょう。
①転職サイトを使う
転職サイトとは、様々な求人が掲載されているWEBサイトのことです。
申し込みをすれば、数多くの求人検索が可能になります。
転職サイトサービスも無料なので、登録しておいて損はありません。教員からの転職であれば、リクナビNEXT、dodaがあれば十分です。
②エージェントからのおすすめを使う
転職エージェントに登録していると、エージェントからおすすめの求人が送られてきます。
面談で話した内容をもとに、私たちに適した企業の求人をプロが選んでくれるのです。
個人的には、まずエージェントから紹介された求人から探すことをおすすめします。
エージェントから紹介された求人の方が、圧倒的に書類選考に通りやすいからです。
忙しい中、自分で何百もの求人を見るのは大変ですしね💦
「自分で探し出す余裕のある方、自分で探したい方」は、転職サイトで検索→エージェントに相談という流れもアリです。
チェックするべき口コミサイト
転職を失敗させないためにも、転職口コミサイトを活用することをおすすめします。
実際、書類選考に応募する前や応募した後に、その企業の口コミを見ておきましょう。
どのような社風で、社員がどう思っているかが分かります。
参考になる口コミサイトは「転職会議」と「オープンワーク」です。
どちらも、ユーザー登録(無料)をすれば、自由に口コミを見ることができます。
転職会議
公式サイト:https://jobtalk.jp/
転職会議は、株式会社リブセンスが運営している転職求人サイトです。
300万件以上の転職口コミが掲載されています。
一応求人もあるのですが、基本的には口コミを見れる掲示板だと思って使えばよいでしょう。
オープンワーク
公式サイト:https://www.vorkers.com/
オープンワーク(旧ヴォーカーズ)は、オープンワーク株式会社が運営する就活サービスです。
口コミ数は1200万件以上と、国内最大級の規模を誇ります。
個人的に、転職会議より信頼性が高いと思っています。
実際の口コミサイトの様子を見てみましょう。
このように、様々なカテゴリに分類されているため、知りたい口コミが一目瞭然です。
これらの口コミサイトでは、転職エージェントがおすすめしてくる「良い評判」だけでなく、「リアルに近い情報」を得ることができます。
口コミを信じすぎることも注意しないといけませんが、役に立つことは間違いありません。
ぜひ活用してください。
6. 書類選考
求人探しが終わるころには、ある程度行きたい業界や企業に目星がついてくると思います。
次のステップとしては、書類選考です。
ただ、書類選考に関して、やることは「応募すること」だけです。このステップに労力はほとんどかかりません。
応募をしたら、エージェントから書類選考結果の通知を待ちます。(1~2週間程度で結果が返ってくることが多いです)
教員の場合、4月入社の求人が出始める11~12月ごろが「応募」の目安になるかと思います。(もう少し遅い場合もあります)
書類選考は、落ちることの方が多いので、気にしすぎに注意。中々突破できなくても諦めずに応募してみてください!
具体的なアクション
- 目星をつけた企業に応募するだけ!
7. 面接対策
書類選考を突破すると、面接へと進みます。
- 転職理由の深堀
- 自己分析で転職の軸
- 転職エージェントに登録
- 職務経歴書・履歴書の作成
- 求人を探して応募
- 面接(←イマココ)
- 内定
企業の面接は、教員採用試験の面接と全く異なります。(良い意味でも、悪い意味でも)
教員採用試験はものすごく堅苦しかったと思いますが、企業の面接(中途採用・第二新卒採用)の場合、ラフなことが多いです。
面接というよりか、会話に近いイメージです。(もちろん、企業によってはお堅いところもありますが...)
現在はオンライン面接を行っている企業も多いので、面接の日程が比較的調整しやすいのも特徴です。
具体的な対策方法ですが、「とにかく練習あるのみ」です。
自己PR、伝えたいこと、今までやってきたこと、志望理由などは職務経歴書や履歴書を作成した時にまとまっていると思います。
それらを効果的に伝えるため、とにかく話す練習をしましょう。
エージェントは面接対策も行ってくれるので、積極的に活用していきましょう。
具体的なアクション
- イメージトレーニング
- 志望理由や転職理由を説明できるようにする
- 笑顔の練習
以下の記事に「転職理由の考え方」や「面接での伝え方のポイント」をまとめています。「退職理由」と「転職理由」がまとまっていない方は参考にしてみてください。
※面接対策に関する記事は現在作成中です。
8. 内定をもらってからやること
晴れて、面接を突破すると「内定」となります。
- 転職理由の深堀
- 自己分析で転職の軸
- 転職エージェントに登録
- 職務経歴書・履歴書の作成
- 求人を探して応募
- 面接
- 内定(←イマココ)
基本的に、内定後は1週間以内に企業へ承諾or辞退の連絡をしないといけません。
雇用条件もしっかり確認しておきましょう(承諾書と一緒に送付してくれるはずです)
内定をもらえばこちらのモノ。改めて「転職の軸」を以下の点とすり合わせながら企業に確認しましょう。
確認したいポイント
- 給与形態
- ボーナスの有無
- 昇給体系
- 勤務先や転勤の有無
- 交通費の支給:入社月の定期について
- 住宅手当の有無
- 残業代の有無や残業時間の確認
- 勤務時間
- 有給休暇の有無、介護休暇、出産や生理にかかわる休暇の有無と期間
- 入社日 など
また、契約書をみて、分からないところは積極的に質問しましょう。
ちなみに、このやり取りも転職エージェントに任せることができますよ!
参考までに、私が個別で質問した内容も記載しておきます。
実際にした質問
- どこを面接で評価頂けたか
- 契約書に記載されている内容について確認
- 想定される月間・年間残業時間
- 在宅勤務の頻度
転職エージェントがうまく進めてくれるので、心配はいりませんが、複数の会社を並行して進めている方は、「内定を伸ばしてほしい」と交渉することも忘れずに。
最大2週間程度は伸ばしてもらえることが多いです。
9. 入社が決まったら
入社が決まれば、後は企業と直接やり取りをすることが多いです。
企業側から、提出してほしい書類を求められるので、それらの準備を進めましょう。
後は、入社日まで待つだけです。
お疲れさまでした!
余裕があれば○○を勉強しよう
もし、まだ転職活動まで余裕がある。
こんな方は、目指す業界に役立つ資格を勉強しましょう。
「それ意味あるの?」と思う方もいるかもしれません。
確かに、ビジネスの場においては「知識」よりも「経験」の方が重要です。
ですが、20代であれば、資格を持っているだけで「自己学習ができる人=努力できる人」としてみられます。
転職成功率がぐんっと上がるので、何かしらの資格取得は有効です。
以下におすすめの資格を、業種ごとにまとめました。
どの業種でも基本的にOK
- TOEIC(700点あれば強い)
事務系の仕事
- 日商簿記(3級でも十分)
- 秘書検定
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
IT・エンジニア系の仕事
- ITパスポート(国家資格)
- 基本情報技術者(国家資格)
- 情報セキュリティマネジメント試験(国家資格)
- QC検定(2級あれば強い)
飲食系
- 調理師(国家資格)
- 製菓衛生士(国家資格)
- フードコーディネーター
ぜひ参考にしてみてください。
転職活動に役立ったおすすめの書籍
ここでは、私が転職活動をする際、役に立った書籍を3冊ご紹介します。
もし余裕があれば、読んでみる価値のある書籍です。
- 転職の思考法
- 適職の結論
- 転職2.0
転職の思考法
鉄板の転職本です。
ストーリー形式で読みやすく、かつ学びの多い書籍です。
以下、引用です。
転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、姑息な言い訳に過ぎない。人間には居場所を選ぶ権利がある。転職は『善』なんだよ。
転職の思考法
本当にこの通りで、私はこの言葉に励まされました。
「いつでも転職できる」というカードを持つだけで、人は自由になれる、この著者の考え方からは、必ず何かが学べるはずです。
適職の結論
YouTubeでも活躍するUtsuさんの転職本です。
会社の立場からの話が多いので、教員の方はイメージしずらいかもしれません。
ただ、持ち前の鋭さで現実を教えてくれるので、転職の失敗リスクは確実に減らしてくれます。
転職によって自分は何を得るのか。それは、「失うもの」を失ってもなお得たいものなのか。もっといえば、転職で得るべきものとは何なのか。それは、「人生の目的」に近づくことです。
適職の結論
本当に転職していいのか?と悩みが絶えないという方は手に取ってみてください。
AmazonのAudibleなら無料で聴けます。ぜひ試してみてください。
転職2.0
自分のこれからのキャリアを思い描くきっかけになり得る一冊です。
ありそうでなかった「タグ付け」から、斬新な考えが学べます。
YouTube大学でも取り上げられていたので、一度聴いてみてください!
また、こちらの書籍もAudibleを使えば無料で読めます。
現在、1ヶ月無料体験もやっているので、転職活動の合間に聴いてみてください。
【体験談】転職をしてよかったこと
著者は、教員1年目で転職をしています。現在社会人4年目です。
結論、教員から民間企業に転職してみて良かったことの方が圧倒的に多かったなと思います。
例えば、こんな感じです。
- 心身が健康になった
- 昼食をゆっくり食べられるようになった
- 自身のスキルアップに費やせる時間が増えた
- ビジネスについて考えることができるようになった
- 2つの世界を経験できた
- 在宅勤務ができる
他にも、転職をしてよかったと思う瞬間が多くあります。詳しくは、「転職をして良かったことは?」にまとめてあります。
後悔はほとんどありません。
基本的に、教員以上に激務な業界に当たることはほとんどないと思います。
つまり、現状の働き方に不満を持っている方は、転職でその不満が解消される可能性がかなり大きいということです。
本記事で紹介した方法を実践すれば、忙しい教員であっても必ず成功に近づくことができるはずです。
ぜひもう一度読み直しながら転職活動を続けていってください。
ご質問やご相談にもお答えするので、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
以下の記事に私の転職理由や現在の状況をまとめています。気になる方は見てみてください。
転職のきっかけ:【体験談】小学校教員から民間企業に転職した理由と今
現在の収入:【転職体験談】教員を1年で辞めて異業種へ
【Q&A】教員の転職よくある質問
ここでは、転職活動でよくある質問にお答えしていきます。
教師からの転職が難しいのはなんで?
- ビジネス経験が乏しい
- ITリテラシーの低さ
- 収入が下がる場合が多い
このあたりが理由として挙げられることが多いです。詳しくは「教員からの転職は難しい?」にまとめてあります。
どれくらいの求人に応募したらいい?
本記事で紹介した「転職の軸」を満たす企業であれば何社でも構いません。ただ、面接に行ける回数も限られているので、手あたり次第応募することはおすすめしません。
転職活動は辞めてから?働きながら?
働きながらの転職活動をおすすめします。辞めてから転職活動をすることは、大きなリスクを伴います。(行政関係の手続きも煩雑です...)大変だとは思いますが、働きつつ、転職活動を進めていきましょう。
退職を学校側にいつ伝える?
11~12月ごろに伝えましょう。(3月末退職の想定)このぐらいの時期に伝えておけば、引継ぎもスムーズに進みます。退職を伝えるのは口頭で問題ありません。事務員さんから必要書類を渡されるので、それに記載すればOK。
退職のタイミングに関して、詳しくは以下の記事にまとめています。
参考:教員からの退職はいつがベスト?
他の先生に相談してもいい?
他の先生への相談は辞めておきましょう。たとえどんなに仲が良くても、です。ひとたび転職の意思を誰かに伝えてしまうと、バレるリスクが発生します。一人で粛々と転職活動をしましょう。(不安や心配があれば、いつでもご相談ください)
忙しくて時間がありません
転職エージェントを活用しましょう。求人探し、書類作成、企業とのやり取り、全て無料で協力してくれます。また、書類の作成などは、忙しくない朝の時間帯にやることをおすすめします。
まだ数年しか教師をしてないですが、辞めても大丈夫ですか?
全く問題ありません。私なんて1年です。(自慢できるものではありませんが...)若いうちはむしろチャンスです。最悪、教員免許さえあれば、再度教員もやれます。
辞めて後悔したことはないんですか?
わたし自身、後悔はないです。人によっては後悔してしまう可能性もあるので、後悔をしないためにも、「転職理由」をしっかり考えましょう。参考:転職で後悔するかもしれないこと
教員でも転職できる!
本記事は、転職を考える教員の方(主に20代)へ向けて作成しました。
わたし自身の経験から、対象を20代としていますが、30代の方でもやるべきことは同じです。
教員はどの業界と比べても本当に忙しい職種であり、中々転職活動の時間が取れないかもしれません。
ですが、本記事で紹介したように、エージェントを使いながら効率よく進めれば必ず転職活動は成功します。
- モヤモヤしたまま、このまま働き続けるか
- 早いうちに転職をして、新しい生活を始めるか
最終的に決めるのはあなたです。
もし「2」の選択をしたなら、ぜひこの記事を最後まで参考にしてみてください。応援しています!