- 教員を辞めようか悩んでいる
- 教員から転職して後悔するのが少しこわい…
- 実際に転職した方はどうなのか知りたい
こんな悩みにお答えします。
ポイント
- 教員からの転職で後悔するかもしれないこと7選
- 迷っているあなたはどう決断したらよいのか
過酷な労働環境である教員の世界に嫌気がさし、転職を考えている方は少なくないです。しかし、やりがいや安定があるのも事実ですよね。
実際に教員から民間企業に転職をした私が、転職をして後悔するかもしれないこと、転職をどう決断したらよいのかをお伝えします!
後悔するかもしれないこと
子どもたちが恋しくて後悔
教員になった方々は、子どもが好きな方が多いですよね。時には子どもの笑顔や、元気の良さに助けられたこともあると思います。
しかし、民間企業に転職をすると基本的に子どもとの交流は0です。(塾、教育関係等を除く)
「やっぱり生徒・児童のために何かすることが好きだ」と教員を辞めてから気づき、後悔をする方も多いです。
年収が減って後悔
教員の給与は、日本人の平均年収と比較してもかなりいいほうですよね(時給換算するとひどいですが(笑))
教員からの転職で給与をあげることは難しいです。
給与も安定しているとは言えません。特にこのコロナ禍での民間企業はかなり苦しいでしょう。
ノルマが厳しくて後悔
民間企業は校務員とは違い、成果を求められます。
営業職などに転職した場合はノルマが課されることが多いです。
そのノルマが厳しく、教員とのギャップの差に心が折れ、後悔を感じる方もいます。
民間企業に慣れず後悔
教師時代にはあまり経験のない取引先との飲み会、名刺交換。
また、年下の先輩社員との交流に慣れていないために、職場で浮いてしまうことがあります。
教師という仕事は、性質上「年下にしか教える機会がない」仕事であると言えます。
ですが、転職をしたらあなたは1年目の新人です。年下から教えられることなど当たり前にあります。
変にプライドの高い方などが、このような理由で後悔を感じることがあります。
期待していた仕事と違って後悔
残業が長いのが嫌で辞めたのに、ほぼ同じ時間残業をさせられている。というように、期待していた転職のビジョンとのギャップに後悔を感じるかもしれません。
社会的地位を失って後悔
教員は公務員という立場です。
「○○先生!」と多くの人に敬われ、世間的な評判はもちろん、ローンを組むときも「公務員」という立場は非常に強いです。
ですが、民間企業だと敬われる機会というものは確実に減ります。年下に劣ることも相応にあります。
20代で転職をしておけばよかったと後悔
これは30代で転職をした方がよく思うそうです。
30代になってしまうと、転職の選択肢は格段に狭まります。結局転職をするんだったら早めにしておけばよかったという後悔です。
20代後半で転職を悩んでいる方は、早めに行動した方が良いかもしれません。
教員からの転職をどう決断するか
結論はいたってシンプルです。
上記の、後悔するかもしれないことに納得したかどうか
です。
①「上で言ってたような後悔はなさそう」と思えるあなたは、大丈夫です。
既に自分のやりたいことがしっかり決まっているのでしょう。このまま転職活動を頑張ってください!
②ここまで読んで、「ん~、確かになぁ」と考えたかたは一度ストップです。
②に当てはまる方は、
- 現状が嫌でとにかく辞める
- 焦って次の進路を決めてしまう
このような状況にいるのではないかと思います。
そんな方は改めて、やめたい理由を整理しましょう!
そのうえで、「転職をする!」と決めたなら、早速転職活動を始めましょう!
転職を考える教員1年目の方へ│辞めるのは○○を考えてから
続きを見る
余談(人生に後悔はつきもの)
いろいろ書いてきましたが、実際に転職した私が思うことを書いていきます。
「教員を辞めて後悔することは?」と思う気持ちもわかります。
ですが「何かを手放せば基本的に後悔はついてきます」
「後悔はない大丈夫」と思った方も、転職後何かしらの後悔をするかもしれません。
じゃあ、転職後「教員を続けていれば後悔はなかったのに」と思えるでしょうか?
違いますよね。現に教員になったことを少しでも後悔したから転職を考えている方が大半だと思います。
人は思い出を美化しがちです。新しい場所で壁にぶつかったら「ああ、転職しなければよかった」と思ってしまう生き物なんです。
まずは意識を変えましょう。挑戦にはリスクはつきもの。教員からの転職という大きな挑戦をしようと決心したなら最後までやり遂げるべきです!
その行動力があれば、新しい壁にぶつかってもきっと乗り越えていけます。
ぶっちゃけ、教員免許があれば戻ることだってできるのです。
採用率は年々減少傾向にあります。教員免許さえあれば、いつでも戻ることはできます。なんだか急に安心できませんか?
多少のリスクを背負ってでも、自分が決めたことに挑戦してみることが大事です!
行動を起こせばあなたの人生は確実に変わります。今、悔いのない人生を選びましょう!
まとめ
- 後悔するかもしれないことは多数
- いくつかに共感するなら一度辞めたい理由を見直す
- そのうえで転職活動をする
- 後悔はつきものだということを頭に置いておく
自分が納得をしたうえでの決断なら、どんなことがあっても自信をもってやっていけます!
この記事が、転職を考えている教員の方の力に少しでもなれたら嬉しいです。
最後までありがとうございました!