いざ、転職活動を始めよう!となると、最初にあたる壁が「職務経歴書」と「履歴書」ですよね。
最初に取り掛かる職務経歴書の中でも、自己PRは特に迷う項目。
私も自己PRを書くのが一番大変でした。
- 自己PRの書き方を教えてほしい
- 自己PRできる強みはどう探せばいいの?
- 教員からの転職を成功させた人の自己PRを見てみたい
こんな疑問に答えます。
本記事では以下の内容についてお教えします。
記事を読んで分かること
- 自己PRの書き方(テンプレ)
- 実際の自己PR文
- 自分の強みの探し方
以下のような実績があるので、実際の転職で役に立つ内容になっています。
- 公立小学校の教員からエンジニアへ転職
- 書類審査で落ちたことは一度だけ
- 3社受け、3社とも一次面接を通過
職務経歴書とは
職務経歴書は、応募者が過去に携わっていた具体的な業務や、応募者のスキルを知り、仕事に対する実務能力を知るための書類です。
いわば、「どれぐらいの仕事の能力があるか」を見るための書類で、必要な能力を持った人材か判断する材料になります。マイナビAGENTから引用
書類審査に通るか通らないかは、職務経歴書によって決まるといっても過言ではありません。
職務経歴書は大まかに、以下の流れになっていることが多いです。
- 職務要約
- 職務経歴
- 保有資格
- 自己PR
今回は自己PRにフォーカスして進めていきます。
その他の書き方は以下の記事を参考にしてください。
教員からの転職を成功させる職務経歴書の書き方|例文もご紹介
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自己PRの大切さ
職務経歴書は自身の能力や経験、スキルをアピールするものです。
中でも、自己PRは一番大事な部分です。
正直なところ、教員の職務要約や職務経歴は、書くことがありません。
私の職務要約を見てください。
いかがですか?これが現実です。
「一年だから少ないんでしょ?」と思うかもしれませんが違います。
少し厳しい言い方になりますが、5年続けたって大して書くことは増えないです。
【教員からの転職】教員の職務経歴書はこれくらいしかない(前編)という教員向けのサイトでも、
「教員からの転職を志して、職務経歴書に関してできることは、できるだけ空欄がないように埋めること」
と言っています。
教員は「売上○○達成!」「○○という製品を開発!」など、ものや数字で成果を表現することが難しいからです。
これが教員の転職は難しいといわれる一つの理由です。
では、職務経歴書のどこでアピールしたら良いのでしょうか?
そう。「自己PR」です!むしろここしかないですよね…
自己PRの大切さがわかっていただけたと思います。
実際の自己PR
実際に私が転職活動の際に使った自己PRです。
これぐらいなら書けそうではないですか?
先ほどもお伝えした通り、教師という仕事は数字で実績をアピールすることがとても難しい職種です。
ですので、今持ってるスキル・自分のしてきた経験・新しい仕事への情熱をしっかり書くことが重要になってきます!
実際、この自己PRはどの会社からも多くの質問を頂きましたし、3社とも情熱を感じたといってくださいました。
自己PRのテンプレ
自己PRを書く際は以下の流れを意識して書くと良いです。
- 自分の強み、できることを端的に記入
- それを裏付ける実際のエピソード(身についた力を入れながら)
- どんな力がつき、どう貢献していけるか
「どう貢献できるか」の部分は会社によって変更するのがおすすめ。
実際、ここを変えるだけでどの会社でも大きな変更なく使用できますよ!
自己PRの探し方、考え方
とは言っても、
「スキルも経験もないし書くこともない、エピソードも思いつかないよ。」
という方もいると思います。
そんな方のために自己PRの強み、経験を探す方法をお伝えします。
以下3つの方法があります。
- 自分のやってきた業務を紙に書き出す
- 教員の仕事とは関係ない自分の趣味等を書き出す
- 同僚の先生や友達に自分の強みを聞く
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分のやってきた業務を紙に書き出す
書き出す作業は、できるだけ紙でやることをお勧めします。
A4でもA3でも構いません。
メンタリストのDaiGoさんも言っていますが、紙で書くことによって思考の整理ができます。
マインドマップを用いると自分の経験やスキルをまとめやすいです。
簡単に作ってみましたので参考に。(紙ではないですがお許しください)
自分の経験、その時に工夫したことなどを紙いっぱいになるまで書き出しましょう。
教員の仕事と関係ない自分の趣味も書き出す
同じように、プライベートのことを書き出します。
就活とは関係なさそうでもとりあえず全部書き出しましょう!
「意味あるの?」と思うかもしれませんが、意外なところでつなげることができると思います。
実際、私は資格の勉強と自転車に乗ることが趣味なのですが、「隙間時間の有効活用」「チャレンジ精神」という点で結び付けることができました。
同僚の先生や友達に自分の強みを聞く
自分の強みは他の人に直接聞いてみましょう!
これは自己PRを考える際の定番の方法ですが、他人に聞いてみるということです。
自分では気づいていない強みに気づけるかもしれませんよ。
参考:自己の強みが思いつかない方へ
「自分の強みが思いつかない」という方のために、業種と関連付けれる強みをまとめました。
参考にしてください。
エピソードとつなげることを忘れずに!
【営業、コンサル】
- コミュニケーション力
- 保護者・子どものヒアリング
- 臨機応変な対応
【IT】
- Excelなどのソフトに関するスキル
- 伝統的な何かを廃止し・新しいルールを作った開拓者的な強み
- 情報機材を導入→ITに強い
- やる気(未経験歓迎のとこで使える)
【教育関係】
- 教材分析力、授業を考える力
- 研究発表での成果
【カスタマーサポート】
- 丁寧なコミュニケーション
- 話す力
自己PRの書き方まとめ
職務経歴書の中でも自己PRは特に重要。
自己PRのテンプレ
- 自分の強み、できることを端的に記入
- それを裏付ける実際のエピソード
- どんな力がついたか、どう貢献していけるか
自己PRできる強みを探す方法
- 今までやってきた業務を紙に書き出す
- 自分の趣味なども書き出す
- 同僚や友達に自分の強みを聞く
いかかでしたか?
自己PRを書けずに悩んでいる方は是非参考にしてください。
「教員の経験は役に立たない」といわれることもありますが、私はそうは思いません。
教員としての経験を経て、強みになったことが必ずあるはずです。
転職を頑張る皆さんの自己PR作成の助けとなれたらと思います。転職活動の成功を祈っています!
転職活動のサポートを受けるなら
実際に作成したら添削してもらわないと不安ですよね…
転職のサポートを受けるならリクルートエージェントがおすすめです!
添削はエージェントさんが行ってくれます。聞かれそうな質問も教えて頂けますので、是非活用してみてください。
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