【ギリギリ合格】英検準1級に独学で合格した勉強法|正答数公開

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英検準1級に独学で合格するための勉強法が知りたい。

本記事ではこんな悩みを解決します。

わたしの英語に関する自己紹介はこちら

  • 3年前TOEIC355点
  • 留学・海外旅行経験なし
  • 仕事で使う必要もなく全て独学で学習

こんな私でも、英検2級をすっ飛ばして準1級に合格することができました。

本記事では私自身の経験をもとに、英検準1級に合格するための勉強法をお伝えしていきます。

英語初心者の方でも既にTOEIC700点や英検2級を持っている方でも得られるものがあると思います。

英検準1級合格に向けて、ぜひ参考にしてみてください。

2級取得ナシで英検準1級に合格した勉強法

冒頭でも述べた通り、私は2級を受験することなく準1級に合格しました。

参考程度に、私が合格した際のスコアです。

英検バンドは+2。正直ギリギリで合格した感じです。正答率はこんな感じです。

  • 大問1:20/25(80%)
  • 大問2:5/6(83%)
  • 大問3:7/10(70%)
  • Part1:8/12(66%)
  • Part2:9/12(75%)
  • Part3:5/5(100%)

「最低でもこれぐらい取れればいいんだ」と考えて頂ければと思います。

2級は英語の基礎を押さえる試験とも言えるため、英語初心者だった私はまず基礎固めを中心に学習しました。

英語初心者が英検2級レベルに到達するまでの勉強法は【誰でもできる】TOEIC300点から700点を取得するまでのTOEIC学習法の基礎学習の部分で詳しくまとめてあります。

自分が英語初心者(TOEIC600以下、2級取得ナシ)だと思う方は、まず上記記事の内容を実践し3つの基礎力をつけましょう。

  1. 基礎単語(TOEICは必要なし)
  2. 文法
  3. 発音

この3つのポイントを押さえれば、英検準1級に合格できるポテンシャルを十分に持っていると言えるでしょう。

「基礎は大丈夫かな!」という方は早速、英検準1級対策を始めていきましょう!

【4冊あればOK】英検準1級に合格するために必要な教材

英検準1級に合格するために必要な教材は以下の4冊で十分です。

  • 英検準1級パス単
  • 6回分過去問題集
  • 英作文問題完全制覇
  • 英検準1級面接大特訓

補助教材として使えるもの

以下、紹介するものは必須ではありません。

過去問に取り組み始めてから、必要だと思ったら購入すればOKです。

  • 出る順で最短合格! 英検準1級 語彙問題完全制覇
  • 英検分野別ターゲット 英検準1級リーディング問題 改訂版
  • 英検分野別ターゲット 英検準1級リスニング問題 改訂版

単語学習が全てを決める?英検準1級単語学習法について

おすすめの教材の紹介を終えたところで、ここからは学習法を紹介していきます。

まずは鉄板、単語学習法からご紹介します。

あなたは過去問からやる派ですか?単語帳からやる派ですか?

まずはそこについて少し深堀していきましょう。

単語からやるか過去問からやるか

「単語からやればいいの?過去問からやればいいの?」

英検の勉強を始めようとすると迷うところだとは思いますが、

結論:どちらでもよい

です。

過去問で現状把握しろ!というアドバイスをよく見かけます。

確かに、初めに全体を把握することは大事なので否定する気はありませんが、私は単語からやる派です。

まっきー

だって絶対最初解けないですもん

問題と傾向を知るという目的があるのも承知してますが、心を打ち砕かれて勉強のやる気をなくすよりも、モチベが保ちやすい単語学習から始めた方が良くないですか?

ですので、各々のタイプによって最初に単語をやるか過去問をやるか決めたらいいと思います。

  • 心を打ち砕かれたくない方→単語から
  • 「いや、現状把握するべきでしょ」って方→過去問から

「最初は必ず過去問から。」

なんて決まりはありません。

あなたの好きな方から始めましょう。

とは言え、最低でもどんな流れで試験が進むかぐらいは見ておいた方が安心だと思うので、下にリンクを貼っておきます。

英検準1級試験の流れ

単語が合否を分けるといっても過言ではない

単語を制す者は英検準一級を制す

と言っても過言ではないくらい単語を覚えることは重要です。

パス単の単語を9割以上覚えれば合格にグッと近づきます。

ここからは、私がどのように単語を覚えてきたかをお伝えします。

とは言え、単語学習には様々なやり方があるので、参考程度にみてください。

単語は何度も繰り返して覚えるしかない

あなたはこんな勉強をしていませんか?

こんな勉強してる人は要注意

  • 紙に書いて覚える
  • 1章の単語をすべて覚えるまで次に進まない

正直、無駄です。すぐにやめましょう。

単語学習の際にやることはシンプルで構いません。

何度も何度も繰り返し単語に触れる

これが全てです。

「は?何当たり前のこと言ってるの?」って声も聞こえてきそうですが許してください。

これがベストなんです(笑)

とにかく周回数を増やして、各単語を目に入れる回数を増やしましょう。

どんなやり方でもOK。自分にあったやり方で何度も何度も周回しましょう。目安は20~30週です。

以下、やり方の例を載せておきます。

  • 自分の覚えてない単語に☑をいれるもよし
  • 覚えた単語を塗りつぶすのもよし
  • 1週ごとに日付をメモるのもよし

とりあえずパス単をぶん回していれば、20点以上は取得できます。

まっきー

私の場合は8割ぐらいしか覚えられなかったので20点ギリギリでしたが笑

コラム

効率よく学習したいという方は忘却曲線に応じて学習・復習を繰り返すとよいでしょう。

パス単を例にすると、

動詞A⇒名詞A⇒動詞A⇒形容詞A⇒名詞A⇒動詞B⇒形容詞A⇒動詞B⇒名詞B…

というようなイメージです。


リーディング対策はとりあえず過去問

パス単の単語を7割ぐらい覚えたら、過去問に挑戦しましょう。(9割ぐらいになるまでは同時進行がおすすめ)

この時点では、ライティングが微妙でも全く問題なしです。

問題に取り組む際の手順

英検の長文は以下の順番で読み進めていきましょう。

  1. まずタイトルを読み内容を想像する
  2. 一番初めの問いと選択肢に目を通す
  3. 1文目から答えを探しながら読み進める

以下、2020年度、第3回の英語長文を用いてどのように読み進めていくか解説します。問題文は日本英語検定協会公式サイトからの引用です。

1.まずタイトルを読み内容を想像する

まず、タイトルを見ると「Bike Sharing in Seattle」とあります。

「ふむふむ、シアトルでのバイクシェアの話しなんだな」とわかります。

ポイント

もし、分からない単語が入っていた場合などは焦らずにそのまま次の2.問題文を読むに進んで構いません。

2.一番初めの問いと選択肢に目を通す

タイトルがだいたい把握出来たら、すぐに一番初めの問題文を確認します。

以下のように問題を確認できました。

According to the passage, what is true of Seattle’s first bike-sharing service?

段落によると、シアトルの最初のバイクシェアについて正しいのはどれですか?

余裕があれば、1~4までの選択肢にもざっと目を通しましょう。

3.1文目から答えを探しながら読み進める

基本的に、1番の答えは第一段落に書いてあることが多いです。

タイトル、問題文を把握したら本文を読み進めていきましょう。

「シアトルの最初のバイクシェアについて」を頭の片隅に置きながら読み進めます。

実際に挑戦してみてください。

いかがでしたか?正解は4番です。

本文を読み進めると、「市はサービスのネットワークを拡大したが失敗した」とあります。

ここで改めて問題文にもどり、同じようなことを言っている文章を探すと4が本文の内容を言い換えていることが分かります。

まっきー

enlargeがexpandに言い換えられていますね。

このように、英検では英文の言いかえが頻繁に起こるので、過去問を解きまくって慣れるしかありません。

このステップを各問題で繰り返していくだけです。

「めんどくさ」と思うかもしれませんが、慣れれば何も考えずに出来るようになりますよ!

過去問の後の復習が全てを決める

過去問に取り組んだら、精読を行い、文全体の内容を理解しつつ正解の根拠をしっかりと理解しましょう。

とにかく時間をかけて構いません。

目安としては読解時間の倍、つまり約120分です。

分からなかった単語はメモ帳などを用意し、単語学習と並行して覚えましょう。

ライティングは型を覚えて英語日記で

「ライティングが一番苦手で不安」

こんな方が多いのではないでしょうか?

私もそうでした。

ですが、ライティングが一番点を取りやすく、得点源になりやすいんです!

まっきー

英検準1級のライティングは採点が比較的甘いんですよね。


 

でもどうやって勉強したらいいの?

以下、3ステップで学習していきましょう!

まっきー
  1. 型を覚える
  2. 英語日記を毎日つける
  3. 英作文問題完全制覇に取りくむ

それぞれ詳しく説明します。

型を制する者はライティングを制する

英検準1級の英作文は、構成がしっかりしていれば使っている単語はシンプルでも十分合格点を狙うことができます。

まずは英作文の型を頭に入れてしまいましょう。構成は以下の通りです。

  1. 序論(主張)
  2. 本論(理由を2つ)
  3. 結論(再主張)

どの項目にも「型」と言われる決まった表現があります。

その型を一気に覚えてしまいましょう。以下、一例です。

ライティングの型

 【主張】
  賛成意見:I think that ~.(私は〜だと思います。)
  反対意見:I do not think that ~.(私は〜だとは思いません。)

 【理由①】
  First of all, ~.(一つ目の理由は、〜。)

 【理由②】
  Second of all, ~.(二つ目の理由は、〜。)

 【再主張】
  賛成意見:According to the reasons stated above, I think that ~.(上で述べた理由から、私は〜だと思います。)
  反対意見:According to the reasons stated above, I do not think that ~.(上で述べた理由から、私は〜だとは思いません。)

ググれば他にもいろいろな定型文が出てきます。

定型文を覚えるだけで、それっぽい体裁になります。

お気に入りの型をまずは見つけてみましょう!

ライティング力UPのための最高の勉強法「英語日記」

次にお勧めするのが英語日記です。

毎日英作文をするのって精神的にきつくないですか?(出来る人はいいのですが…)

英語日記なら、手軽に、毎日書き続けることができます。もちろん、型なんて気にしなくて大丈夫です。

勉強という気持ちも半減するので継続がしやすいです。

中でも激推しなのが、新井リオさんの英語日記勉強法。

詳しいやり方は【9か月実践】英語日記Boyのやり方と効果|実際の日記もお見せします!にまとめてありますので、参考にしてみてください。

まっきー

毎日続けると効果抜群です。

「英作文問題完全制覇」でライティング満点を狙う

最後に、ボキャブラリーUP、表現の幅UPを狙って「英作文問題完全制覇」に取り組みましょう。

英作文対策の書籍と言ったらこれ!というぐらい良質な教材です。

200個以上ものブロックコンテンツと呼ばれる短めの文章が入っています。(例文のようなものです)

これらの中から使えそうな表現や意見をいくつか覚えて、後半のページにある実践問題に取り組みましょう。

ここまでできれば、十分英作文では合格ラインを達成できます。

英文添削は?

 

英作文の添削はどうしたらいいの?

自分の書いた英文を自分で添削するのはかなり難しいですよね。

英作文の添削は以下3つ方法から、あなたに合うものを選んでやるとよいでしょう。

  • 英文添削サービスを利用する
  • オンライン英会話を利用する
  • SNSを活用する

それぞれ具体的に説明します。

英文添削サービスを利用する

英作文の添削で一番手っ取り早いのは、「英文添削サービス」を使うことです。

いくつか英文添削サービスはありますが、「IDIY」がダントツでおすすめ。

1回166円~と価格も安く、添削も丁寧です。英検の添削にも対応しています。

今なら1200円相当のポイントが無料でもらえるので、無料で添削をお願いできますよ。一度試してみてから決めてみるとよいでしょう。

オンライン英会話を利用する

オンライン英会話はスピーキング力を上げるために使っている方が多いかもしれませんが、英文を見てもらうこともできます。

実際、DMM英会話を活用して何度か英文を見てもらったことがありますが、どの先生も快く引き受けてくれました。

スピーキング力に加え、ライティング力も同時にアップさせられるので、この方法もおすすめです。

SNSを活用する

SNSを活用すれば、実質タダで添削してもらうこともできます。

TwitterやFacebookなどの有名SNSは、少しハードルが高いので「Hello Talk」というアプリを利用するのがおすすめです。

HelloTalkハロートーク- 英語韓国語、選べる学習言語

HelloTalkハロートーク- 英語韓国語、選べる学習言語

HELLOTALK FOREIGN LANGUAGE EXCHANGE LEARNING TALK CHAT APP無料posted withアプリーチ

Hello Talkを簡単に説明すると、

言語・文化交流のために作られたオンラインコミュニティー

です。

日本語を勉強したい外国人に日本語を教えつつ、英語を学びたい私たちにネイティブが英語を教えてくれます。

このアプリで英文添削をお願いすると、丁寧に添削してくれます。

リスニングも過去問で対策可能

リスニングも、基本的には過去問を何度も繰り返し聞くだけです。

勉強法としてはシャドーイングがおすすめ。

ひたすら英検準1級のリスニング問題をシャドーイングして体にしみこませていきます。

シャドーイングのやり方はATSUさんの動画を参考にしてみてください。

同時に、他の教材を隙間時間のリスニング教材として使用し「英語に慣れる」ようにするのがおすすめです。

おすすめのリスニング教材は以下の2つ。

  1. CNN EE
  2. Audible

どのようなものか簡単に説明します。

CNN EE

海外のニュースCNNで放送されたものをそのまま文字化し、対訳・語注・解説が詳細にまとめられている雑誌です。

ニュースなどの時事ネタも手に入り、ネイティブの英語なのでリスニング力もかなりUPさせることができます。

僕はこれを隙間時間にやっていて英検準1級のリスニングがめちゃくちゃ簡単に聞きとれるようになりました。

まっきー

ライティングのネタも得られるので、余裕があれば挑戦してみることをおすすめします。

Audible

Audibleは本を聴くサービスです。自分の好きな書籍をいつでもどこでも聴けるので継続がしやすいです。

今なら無料で1冊試すことも出来るのでぜひ隙間時間のリスニング学習に取り入れてみてください。

【聴く読書】Amazonオーディブルの無料体験 登録・退会方法

Audibleで英語学習をするメリットはAmazon Audibleが英語学習に最適な7つの理由にまとめてあります。よかったら参考にしてください。

英検準一級の2次試験はどう対策する?

ぶっちゃけ、英検準1級の2次試験はかなり甘いです。

合格率もかなり高いとのうわさが…

以下2点を押さえていれば、余裕をもって合格できます。

  1. オンライン英会話を出来るだけ毎日続ける(15分でもOK)
  2. 英検準一級二次試験・面接完全予想問題で英検準1級2次試験の問題を知る

詳しく見ていきましょう。

オンライン英会話を続ける(15分でもOK)

可能ならば毎日オンライン英会話を続けましょう.

「単語や長文、リスニングもあるのでそんなの無理…」

そんな声も聞こえてきそうですが、1日15分でもいいのでオンライン英会話を優先して受講するべきです。

理由としては、オンライン英会話を受けていればリーディング力・スピーキング力・リスニング力を合わせてUPさせることができるからです。

  • 各社オリジナルの教材→リーディング力UP
  • 講師の言っていることを理解する→リスニング力UP
  • 講師と絶えず会話をする→スピーキング力UP

といった感じです。

基本的には有名なオンライン英会話ならどこでも大丈夫です。

以下のページで目的別おすすめのオンライン英会話を紹介しているので参考にしてください。資格試験に特化したオンライン英会話も紹介しています。

英検準1級面接大特訓で英検準1級2次試験の問題を知る

ぶっちゃけ、オンライン英会話だけでも十分なのですが、不安な方は「英検準1級面接大特訓」を使用しましょう!

こちらも有名な書籍。

使える定型文やあらゆる問題パターンに対応した回答が掲載されている、網羅性の高い参考書です。

英検準1級の2次試験がどのようなものか、感覚をつかむことができます。

この1冊は1次試験合格後に取り組み始めても遅くはないと思います。

わたしが英検準1級に合格した時のTOEICのレベル

私が英検準1級に合格したとき、

TOEIC760点

を取得していました。

当時の私の学習スタイルとしては英検準1級受験→TOEIC→英検準1級というように交互に受験していました。(そうです。実は英検準1級合格までに3回も受験していたのです笑)

正直なところ英検準1級合格にはTOEIC700点以上が必須である。

と個人的には思います。

ですので、「英検準1級にいきなり挑戦するのは不安」という方は【誰でもできる】TOEIC300点から700点を取得するまでのTOEIC学習法を参考に、まずTOEIC700点取得を目指してもいいかもしれません。

とにかく諦めなければ絶対に合格できる

以上が英検準1級に独学で合格するための勉強法です。

先ほども述べたように私は英検準1級を何度も受験して3回目にやっと合格しました。

まっきー

かなり遠回りな勉強をしたと思います...


この経験を踏まえて、「当時に戻れるならこうやって勉強する」という視点から勉強法を紹介してきました。

なので、当記事で紹介した方法を実践すれば1発合格は十分に狙えます。

ですが落ちてしまうことも少なからずあると思います。

心配いりません。その時はもう一度受験しましょう。

大丈夫。独学でも必ず合格できます。

TOEIC300点台だった私でも合格できたのですから。

諦めずに最後まで頑張ってください。

本記事が少しでも役に立てば幸いです。

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-英語, 資格対策(TOEIC・英検)