
TOEICは役に立たないって言われてることが多いけど、勉強しても意味ないの?逆にどんな時に役立つの?詳しくしりたい。
そんな方に向けた記事です。
本記事の内容
- TOEICは役に立つのか
- TOEICは役に立たない派の意見 VS TOEICは役に立つ派
- TOEIC+○○で本当の英語力をつけよう

私はTOEICで935点を取得しました。私の体験談なども含め、TOEICが役に立つかどうかを解説していきます。
目次
TOEICは役に立つのか?

結論:目的による です。
- 役に立たない:英語が話せるようになる必要のある人
- 役に立つ :就活・大学入試・英語の基礎力向上のどれかを求めている方
曖昧な答えで申し訳ないですが、これが事実です。
ですが、日本ではTOEICの価値がかなり高いので、取っておくに越したことはありません。

実際、転職の際にもTOEICはすごく役に立ちました!
当時は765点でしたが、どの企業の面接でも必ず話題になりました。
TOEICのスコアを通して、英語力はもちろん、「ある程度頑張れる人かどうか」というのを見られていました。
まったく英語力のない人が努力なしにTOEIC700点程度を取れるかというと不可能です。
TOEICのスコアは最低限の英語力と、努力する姿勢が保証されるスコアと考えて問題ないと思います。
役に立つ派と立たない派の意見
ここからは、役立つ・役立たない、2つの意見を紹介します。
役に立つ派の意見と、役に立たない派の意見を知っておくことで、TOEICに対する線引きがしやすくなるのではないでしょうか。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
役に立つ派の意見
- 高得点でも英語が話せない
- 実践で役に立たない
高得点でも英語が話せない
TOEIC900点以上を持っていても、英語を話せない人はたくさんいる。
これは事実です。実際そういう人達を何度も見てきました。
TOEIC900持ってたら英語が話せるという、TOEICに対する過大評価が、役立たない派の意見を助長しています。
だからと言って全員が英語を話さなければいけないわけではないですよね?
特にエンジニア界隈で働いている人は読む方が圧倒的に多いです。
その際、TOEIC700点ぐらいの実力があれば、ドキュメントなどを読むことには役立ちます。
実践で役に立たない
TOEICでは
- リスニングが聞き取りやすい
- リーディングは文章が難しくない
ため、実践では役に立たないと言われることも多いです。
実際、TOEICのリスニングは、クリアで聞き取りやすいです。
私はリスニング満点を取得しましたが、海外ドラマはほとんど聞き取れません。
リーディングは、問題量の多さ+試験時間の短さという制約が、難しさに一役買っています。
英文自体はそんなに難しいものではないですが、時間的制約のおかげで難しいと感じる人が多いです。
しかし、実践で1ミリも役に立たないのか?と言われるとNoです。その理由は役立つ理由にて説明します。
役に立つ派の意見
- 英語を聞く・読む基礎力を計れる
- 就活、大学入試で役立つ
- 英語力のアピールになる
- 英語の基礎力が付く
英語を聞く・読む基礎力を計れる
リスニングが聞き取りやすい、リーディングは文章が難しくない
とは言っても基礎力をつけるのに、TOEICはもってこいです。
有名な関さんもこのように言ってます。
僕は「TOEIC®は自動車教習所」だと考えています。英語を実践で使う場は、自動車でいう「路上」。そうした路上に出る前に、TOEIC®の範囲内で、ある程度英語を使えるようになるプロセスは不可欠です。(中略)TOEIC®の英語はかなりリアルです。その点には安心して、学習を続けてほしいと思います。(関先生にお悩み相談から引用)
「自動車教習所」とても面白い表現ですよね。実際に900点取得してみて、まさにこの通りだなと思います。
永遠にネイティブの速さで聴いていても英語が理解できるようにはなりません。
TOEICぐらいの程よいレベルから始めることが、日本人にとってはちょうど良いんです。
就活、大学入試で役立つ
TOEICの点数を記入する欄、大学入試での1次免除枠など、役に立つことが多いです。
下記のようなデータもあります。参考にしてみてください。


英語力のアピールになる
「英語が堪能です」とただ書くより
「TOEIC800点取りました」と書いた方が、英語力のある人のような気がしませんか?
TOEIC高得点=英語ができるというイメージは根強いです。
TOEIC高得点保持は最高の英語力アピールになります(日本のみですが..)
英語の基礎力が付く
「英語が話せるようになりたければオンライン英会話をずっとやっていればいい」という意見もありますが、それは違います。
出川イングリッシュをご存知でしょうか?
英語が全く話せない出川さんでもコミュニケーションをとっている姿を見て勇気づけられている人は多いと思います。
ですが、どれだけ海外でコミュニケーションをとっても、出川さんの英語力は上がっていませんよね?
それは、基礎力がないからです。
TOEIC高得点を取得するためには基礎的なリスニング力・文法・語彙・読解力が必要不可欠なのです。
高得点を狙う中で、英語基礎力・TOEICスコアの両方を得ることができます。
Twitterでも、TOEICの有用性に関する意見は多いのですがポジティブな意見が多く見られます。
参考程度にどうぞ。
昔取った過去最低点を発掘。
— じゅんじゅん@スピーキング強化中 (@esl_jun) September 21, 2020
最高点を横に並べてみました。
ずっと続けてたわけじゃないけど時間がかかった。
でもTOEICから得たものは絶大。
毎日勉強できる、毎日継続できる力。
自分の唯一の特技が身についた。#TOEIC pic.twitter.com/7yyu7OfCII
TOEIC 高得点とる過程で得たものは汎用性が高すぎてTOEIC スコアよりも大事かもしれません🤣 https://t.co/kdDY2Gk7OH
— こんちゃん🌈TOEIC college│三言語学習🇬🇧🇨🇳🇹🇼 (@konchan990) May 1, 2020
手段と目的をごっちゃにしない
一つ、注意していただきたいのが、TOEIC学習の目的を見失わないことです。
「英語ができるからTOEICでも高得点が取れる」のであって「TOEICで高得点だから英語ができる」のではありません。
まず自分が「何のためにTOEICを受験しようと思っているのか」をしっかりと確認しておきましょう
例えば、英語を話す基礎力を身につけることが目的なら700点もあれば十分です。
海外派遣でのチャンスをものにしたい、企業から900点以上が必須と言われているなら当然、900を目指すべきです。
TOEICは役に立つか?のまとめ
まとめ
- 「TOEICが役に立たない」という意見は、TOEICに対する誤解が原因
- 英語の基礎力を身につけるのにTOEICは役に立つ
- TOEIC勉強の目的を見失わないことが大切
様々な意見を見て、TOEICに対する見方が変わったのではないでしょうか?
明確な目的をもって、TOEICの勉強に励んでください!
TOEIC+○○で本当の英語力をつけよう
TOEICの勉強にプラスして、挑戦することで英語力が伸ばせる方法を提案します。
以下の二つです。
- TOEIC S&W
- オンライン英会話
TOEIC S&W
TOEICと言ったら一般的にはTOEIC L&Rを指します。TOEIC S&WはTOEICのスピーキング・ライティング版の試験となります。
TOEIC S&Wは年間受験者数4万人(2019年)とまだまだ無名です。(ちなみに、L&Rは年間200万人)
無名ではありますが、L&Rと並行して学習することで、全体の英語力をアップさせることができます。
「TOEICの勉強だけしてても、話せるようにはならない」というデメリットを効率よく改善できる方法です!
詳しくは「TOEIC600点ある人はまずスピーキングテストを受けてみて!」にも書いてありますので、参考にしてみてください。
オンライン英会話
試験ばっかりはちょっと…という方には、オンライン英会話をおすすめします。
オンライン英会話+TOEICを同時に進めることで、以下の効果が期待できます。
- 英語運用能力(スピーキング力)の向上
- TOEICの点数UP
- TOEIC学習のモチベーションの維持
オンライン英会話を活用して「話せる英語力+TOEICスコア」を手に入れましょう!
今では、格安(月約6000円)で受けられるオンライン英会話が多数あります。
全ての会社で無料体験ができますので、ぜひ活用してみてください。
おススメのオンライン英会話は以下の3つです。
私が使用しているレアジョブ・DMMの感想は別の記事に書いてあるので参考にしてみてください。