教員からの退職はいつがベスト?転職のタイミングと伝える時期について

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教員から転職を考えているんだけど、いつ転職するのがベストなんだろう?転職することを伝えるタイミングや流れなども知りたい。

この記事はそんな悩みにお答えします。

実際に私も同じような悩みをもっていました。自身の経験も踏まえつつ、転職のタイミングについてお伝えしていきます。

転職の流れがイメージしやすいように、実際に行った転職までの流れも詳しく解説しますね!

ポイント

  • 教員からの転職はいつがベスト?→【基本的には3月末です】
  • 退職を伝えるタイミングは?→【3ヶ月前が目安】
  • 退職・転職の流れ・書類等の準備について
  • 私が教師→エンジニアに転職するまでの流れ

教員からの転職はいつがベスト?→【基本的には3月末です】

基本的には3月末

言わなくてもわかってるよ!と言われるかもしれませんが、やはりベストなタイミングとしては年度末の3月末退職です。

実際にこの時期に退職・転職をしている方が多いです。

生徒や保護者に迷惑がかかることもないですし、引継ぎもスムーズに進みます。

年度途中もアリです

「3月末にしか退職できないの?」というと、もちろんそんなことはありません。ですが、ハードルは少し上がります。

年度途中で退職しやすい時期は長期休暇前(夏休み・冬休み)です。休みの期間を使って引継ぎ等もできますからね。

多くの方は「他の先生に迷惑がかかる」「学校に迷惑が掛かってしまう」と考え、年度途中での退職を躊躇します

ですが、年度途中で退職を考えているということは相当つらいはずです。

学校のことを心配してる場合ではありません!自分の体が第一です。

あなた一人が抜けても、学校は回ります。どうにも苦しい、辛い、とお思いなら、年度末退職も選択肢に入れましょう!

退職を伝えるタイミングは?

3~5か月が目安

退職3~5か月ほど前の、10月~12月の間に伝えるのがベター。

公立学校の人事はおおむね12月いっぱいで次年度の体勢を決めていくことが多いので、遅くとも12月中に管理職に伝えればその後もスムーズな段取りができます。

個人的には、2学期も落ち着いてくる12月半ばで良いと思います。

お世話になった学年の先生方には1,2か月前に伝える程度でよいです。

これに関しては決められていることではありません。あくまで、個人の裁量で決めればよいです。

 

管理職から他の先生にばれることはないの?

と心配な方もいると思います。基本的には自分から言わなければ、ばれることはありません

注意しておくとよいのは「事務の方」です。

管理職の次にあなたの退職を知るのが事務さんです。

うっかり違う教員に「あの先生退職するらしいよ」と口を滑らせてしまう事もあるので、まだ他の先生には伝えていない事を言って口止めしておくと安心です。

管理職との面談時期を利用する

多くの学校では、11月ごろに管理職に勤務地や担当学年、家庭の事情など様々なことを聞かれる面談があると思います。

このタイミングを利用して退職の旨を伝えることもできます。

年度途中での退職の場合は?

年度途中の場合は3ヶ月前に伝えるのは不可能でしょう。1ヶ月前でも構いません。

6月または11月に伝えると良いです。

管理職からの引き留めについて

補足として、退職するということを伝えると、かなりの確率で引き留めに合うと思います。円満に進めていくためにも、「仕事量が多すぎて無理」「部活指導に耐えられない」などのネガティブな理由を言うのは避けましょう。

  • 新しくやりたいことができ、それに挑戦したい
  • 家族の都合(親の介護、結婚等)で仕方がなく

などの理由が良いでしょう。多少の嘘はついても構わないと思います。ばれなさそうな理由をチョイスしましょう(笑)

若い方は、新しい○○に挑戦したいというような理由が一番穏便に済むと思います。

退職の流れ・書類等は?

 

タイミングや伝える時期は分かったけど、書類を書いたりしなくていいの?全体の流れも知りたい。

とお思いの方のために、退職までの流れを説明します。

退職までの流れ

  1.  辞める旨を伝える(面談があるかもしれません)
  2.  必要書類の記入
  3.  備品等の整理・引継ぎ等

退職までの流れはたったこれだけです。

必要な書類等の準備はいらない

必要書類は基本的には事務さんが用意してくれます。

一般的な企業では「辞表」などを自分で作成しますが、教員の場合書式等が決まっています。書いてと言われた書類を書けばいいでしょう。

心配な方は管理職や事務さんに「必要な書類等はありますか?」と直接聞くのが一番安心で間違いのない方法です

転職の流れは?

この記事を見ている方は退職→転職という流れを考えている方が多いと思います。

「3月退職→4月もしくは5月に再就職」が理想ですよね。ということは在職中に転職活動を進めなければいけません。

見通しを持っていただくために教員の転職の流れもお伝えしますね!

ポイント

  1. 転職サイトに登録
  2. アドバイザーとの面談
  3. 就職先を探す(求人等から)
  4. 職務経歴書・履歴書を作成
  5. 実際に転職活動を開始(12月ごろが目安)
  6. 内定をもらえたら終了

教員の方の転職活動は早くて12月ごろからです。4月、5月入社の求人が出てくるのが大体そのぐらいの時期だからです。

早くに転職をしたいと思った方は、職務経歴書の作成等を先にしておくと良いでしょう。

また、転職に必要になりそうな資格などの勉強をするのもおすすめです。

私が教師→エンジニアに転職するまでの流れ

転職を決めてから内定をもらうまでの流れをご紹介します。

わたしは夏休み前に「転職をしたい」と考えましたので、夏休みから準備を始めました。

ポイント

  1. 転職サイトに登録
  2. アドバイザーとの面談
  3. 就職先を探す(この時はただ見るだけでした)
  4. 自己分析(休日を利用して行いました)
  5. 職務経歴書・履歴書を作成
  6. 学校の行事に追われる(9月~11月ごろ)
  7. 実際に転職活動を開始(冬休みに3社面接を受けました)
  8. 退職を伝える
  9. 第一希望の内定を頂けたので、1月中旬に転職活動終了
  10. 必要な書類、引継ぎ等

以上が、転職活動の大まかな流れです。見ていただければわかるかと思いますが、管理職に辞める旨を伝えたのが実は1月の頭でした(笑)

これぐらいでも大丈夫だとは思いますが、早く伝えるに越したことはないです。

教員からの転職最大の難関だった「職務経歴書」「自己PR」の書き方など、別記事に書いているのでよかったら参考にしてみてください。

教員からの転職を成功させる職務経歴書の書き方|例文もご紹介

続きを見る

教員からの転職成功者が教える志望動機の書き方|例文あり

続きを見る

まとめ

  •  転職のベストなタイミングは3月退職
  •  退職を伝える目安は3か月前の12月ごろ

退職までの流れ

  1.  辞める旨を伝える(面談があるかもしれません)
  2.  必要書類の記入
  3.  備品等の整理・引継ぎ等


 転職の流れ

  1. 転職サイトに登録
  2. アドバイザーとの面談
  3. 就職先を探す(求人等から)
  4. 職務経歴書・履歴書を作成
  5. 実際に転職活動を開始(12月ごろが目安)
  6. 内定をもらえたら終了

辞めたいと思っている話はよく聞きますが、実際に辞めていく人をあまり見たことがありません。

時間はあっという間に過ぎていきます。まず行動してみましょう。

思ったよりもすんなりいくはずです。何か質問等あれば、コメント欄、もしくはTwitterまで。

ご相談に乗ります!

この記事が、教員からの転職に悩んでいる方の助けに少しでもなれたらうれしいです。

最後までありがとうございました!

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-体験談, 教員からの転職