- 雨の日の自転車通勤/通学に必要なものが知りたい
- ロード/クロスバイクで使えるものを一式そろえたい
- 価格が安く、機能性が高い商品がいい
本記事は、上記いずれかに当てはまる方に役立つ記事です。
著者は雨の日も風の日も、毎日片道30分、往復1時間かけて通勤をしています。
使用している自転車はロードバイクです。(たまにクロスバイクも使います)

自転車通勤は快適なのですが、やはり一番の悩みが雨。
本記事では私が実際に使用している雨天時の対策グッズを全て紹介していきます。
対象読者は以下に当てはまる方です。
対象読者
- 15分~30分程度の距離を自転車通勤or通学する方
- ロードバイクまたはクロスバイクに乗って通勤or通学している方
(ママチャリで使用できるものも紹介しています)
それでは早速、雨天時の対策アイテムを紹介していきます。
雨天時の自転車通勤に必要なもの

雨の日の自転車通勤/通学には以下のようなものが必要です。
- レインコート
- リュックカバー
- シューズカバー
- 防水の靴(あると便利)
- 防水or撥水の手袋
- 泥除け
- ライト
それぞれ、効果などを説明しつつ、実際に私が使っているものを紹介します。
レインコート
雨天の必須アイテム、レインコート。
様々なタイプがあるのですが、私はワークマンのストレッチ レインスーツを使用しています。

耐水圧10,000mmと高スペックな防水機能を備えつつ、価格は上下セットで4900円とお手頃。
今のところ半年以上使用していますが、30分の通勤では問題なく機能してくれています。
さらに、ヘルメットをしていてもフードがしっかり被れるので安心です。
対水圧とは
生地の上に1cm四方の水が入る筒を立てて、筒の中に水を入れて何メートルの高さの水の水圧に耐えられるかという基準です
耐水圧とはなんですか
•300mm・・・小雨に耐えられる
•2,000mm・・・中雨に耐えられる
•10,000mm・・・大雨に耐えられる
•20,000mm・・・嵐に耐えられる
体重75kgの人が濡れた場所に座ったときの圧力が約2,000mm、
濡れた場所へ膝を付けているときの圧力が約11,000mmとなります。
リュックカバー
雨の日の自転車にはリュックカバーも欠かせません。
私はFrelaxyのリュックカバーを使用しています。
実際にリュックにつけたらこんな感じです。


上下左右からカバンを固定してくれるのはすごくありがたいです。脱着も簡単。
折りたたんで、付属の袋に入れればこんなにも小さくなります。

防水性はもちろんですが、このコンパクトさもかなり助かっています。
注意ポイント
リュックの背中しかカバーしてくれないので、写真の部分は濡れてしまう可能性があります。全体をカバーしたい。という方はバッグインのレインコートを利用するのも一つの手です。
シューズカバー
意外に便利なのが、シューズカバーです。足って結構濡れるんですよね。
私はNondefectiveのシューズカバーを使用しています。
実際に靴につけたときは以下のような感じになります。スタイリッシュでカッコいいですよね。

雨天時に足にかかる水の量は半端ないので100%防げるわけではないですが、かなり活躍してくれています。
脱着の様子はこんな感じ

シューズカバーのサイズは靴と同じか、それより一回り大きいぐらいがおすすめです。
防水の靴

正直、シューズカバーよりも防水の靴をおすすめします。(現在はこちらを使用中)
ワークマンの防水フィールドブーツを使用しています。


ワークマン最強ですね
高さ24㎝で、レインパンツと併せてはけば足元が濡れることはほぼありません。(嵐の時ぐらい?)
会社に仕事用の靴1足置いておき、履き替えています。
手間もそんなにかからないのでおすすめです!
泥除け
泥除けはロードバイク/クロスバイクに乗っている方にとって必須のアイテムです。
レインコートで水しぶきはカバーできるのですが、あると軽減できるので大変便利です。
「泥除けをつけるとダサい」と感じる方もいると思いますが、私の使用している「BBB ロードバイク・クロスバイク用リアフェンダー 」はスタイリッシュなのでおすすめです。
取り付けは簡単で工具などは必要ありません。

雨の日のみつけて、その他の日はつけないということもできます。

個人的には後ろのタイヤの泥除けのみで十分です。
前が必要な方は「フロントフェンダー」の購入を検討してみて下さい。
手袋
手袋も出来れば用意しておきたいアイテムです。
寒さ対策という意味合いもありますが、手袋は横転時に手を保護してくれる役割があります。
雨の日は滑りやすく横転の危険もあるので必ず手袋もつけましょう。
おすすめは「アウトドアグローブ」です。
防水・防寒機能に優れ、雨の日は水を通さず、寒い日は凄く暖かいので重宝しています。
ライト
車と同じで雨天時にはライトがあると安心です。
道路交通法で定められているので、夜間に自転車に乗る方はライトはつけていると思いますが、雨天時にもライトをつけておくことで車道の車に気づいてもらいやすくなります。
私が使用しているのは「キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト」です。
価格もお手頃でライトの強さも3段階変えられるのでおすすめです。

カラーバリエーションも豊富ですよ!
以上が、雨の日通勤/通学に使用しているアイテム紹介になります。
意外と用意するものが多くて大変かもしれませんが、全部そろえても1万5千円ぐらいです。
健康+浮いた交通費が得られると考えればかなり安いのではないでしょうか?
ぜひあなたの自転車通勤に取り入れてみてください。
雨の日の通勤にかかる時間


雨の日の通勤ってどのくらいの時間がかかるの?
通常の1.5倍ぐらいを見積もっておけば大丈夫です。
例えば、普段20分で通勤できるなら30分ほど、1時間なら1時間半ほど。
とは言え、ゆっくり、安全運転で行くに越したことはありません。
十分注意して通勤・通学をしましょう。
雨天時の通勤/通学の注意事項
雨天時の自転車通勤/通学には危険が潜んでいます。
以下の2点には特に注意してください
- 傘さし運転
- 夜の運転
傘さし運転は絶対にダメ!
雨の日の路面はかなり滑りやすく注意深く自転車に乗っていても危険です。
道路交通法違反であるばかりでなく大変危険です。
傘をさして乗れば片手運転となり、バランスをとりづらく、車が飛び出してきたからといって急にブレーキをかけることができません。さらに視界も悪くなり非常に危険です。
ただでさえ路面が滑りやすくてブレーキ性能が落ちることに加え、傘を持つことで片方一方のブレーキしか操作できなくなるのは事故にあう可能性が非常に高いといえるでしょう。
夜の運転には気を付けて
雨天の夜も危険性が高いので注意が必要です。
特に激しい雨が降っている場合、ライトの光が弱いとドライバーからクロスバイクを確認することが容易ではありません。
そのため、夕方であっても雨が降っている場合はリアライトを点灯させたり、レインウエアをできるだけ目立つ色のものにしたり、目立つ場所に反射材を用いているものを選びましょう。
いかがでしたでしょうか。
雨の日の自転車通勤/通学は大変ですが、本記事で紹介したアイテムをそろえておけば怖いものなしです。
気持ちが落ち込みがちな雨天でも、快適に自転車に乗ることが出来ます。
ぜひあなたの自転車通勤/通学に取り入れてみてください。
快適な自転車通勤/通学を!